ひばとは何か?

「青森ひば」は、木曽ひのき、天然秋田杉とともに、古くから日本三大美林のひとつに数えられています。       ヒノキ科アスナロ属の針葉樹で、学名を「ヒノキアスナロ」といいます。  

日本固有の樹種ですが、主に青森県下北半島に集中しています。

青森ひば」は成木になるまで、200〜300年の時間を必要とします。数十年から100年近くのもの間を稚樹として過ごします。
普通の木では、耐えられないような薄暗い環境にも耐え、光が入り込むとぐんぐんと成長します。
長い歳月をかけてゆっくりと成長した材の木目は緻密で美しく、黄みを帯びた白色で、年月を経るほどに金色に似た輝きを増すことから、 海外では「ゴールデンウッド」と呼ばれています。
青森ひばで家を建てると「水回りや土台が腐らない」、 「シロアリも寄せつけない」と言われています。

○青森ひば油

「ひば油」は、天然青森ヒバの材部を水蒸気蒸留して得られる精油です。
100kgのひば材からわずか1kgしか得られない貴重なものですが、 天然物としては極めてすぐれた抗菌性を有する成分「ヒノキチオール」を約2%含有していることから、医療、農業、食品など、多分野において利用研究が進められています。

○青森ひばの4大効果

抗菌効果・・・カビや細菌をよせつけません。

精神安定効果・・・ヒバの香りが気持ちをリラックスさせます。

防虫効果・・・シロアリ・ダニ・ゴキブリをよせつけません。

消臭・脱臭効果・・・不快な臭いを抑えます。

青森ひばが不思議なのは・・・

青森ひばが「不思議な木」、「奇跡の樹木」と呼ばれるのには理由があります。

「青森ひば」に含まれる「ヒノキチオール」という成分には、1936年に野副哲男氏が、台湾ヒノキから抽出に成功した成分です。
この「ヒノキチオール」は「青森ひば」に最も豊富に含まれています。

その後の研究で、「ヒノキチオール」には、「防虫効果」「カビの繁殖を抑える防カビ性」「細菌の繁殖を抑える抗菌性」「防臭性」「精神安定効果」などがあることが分かってきました。

青森ひば」は昔から、神社仏閣や城などの重要文化財−中尊寺金色堂(岩手県)、弘前城(青森県)、掛川城(静岡県)、鶴の舞橋(青森県)等に使用されてきました。

現在は、エアコンの清掃・シックハウス対策・衣類等の抗菌・化粧品・食品の防腐等、さまざまな分野で研究・利用されています。

近年の研究により、病院内感染が問題となっているMRSA(敗血症を引き起こす)に対して殺菌作用があること、アトピーなどの皮膚炎にも効果を発揮すること、O157の菌に対して殺菌作用があることが判明しています。


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